ご入学おめでとう!子供が不幸にあわないために知って欲しいこと。

へっぽこ投資家のこんちです。今日は投資とは全く関係ない話を少し。

 

今週は、全国の小中学校で入学式が行われました。お子さんは新しい環境に喜んだり、不安だったりしているのではないでしょうか。親御さんもお子さんの成長を喜んでいることかと思います。

 

そんな幸せいっぱいの春は、不幸を連れてくるかもしれないことを知っておいてください。下の図は月別の小学生の死傷者数を示しています。グラフには4月~6月と9月~11月の2つ山が形成されています。この2つに共通するのは、環境への変化です。「9月は関係ないじゃん」と思うかもしれませんが、9月は1カ月半という長い夏休みが終わった月なので、環境としては4月に似ています。

 

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事故にあったとき子供が何をしていたかを示すグラフです。登下校だけで35%を占めていることがわかります。

 

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これは想像通りかと思いますが、低学年の子供ほど事故の危険があります。歩行中の事故の死者数は、小学1年生が48人と小学6年生の8倍です。これは、登下校により歩行の機会が増えてることが影響していると考えられます。

 

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出所:警視庁交通局 児童・生徒の交通事故

 

 

厚労省の調べでも、小学生の交通死亡事故が多いという統計が出ています。4歳までは先天性の死亡が1位であるのに対し、小学校低学年を含む5~9歳の死亡要因1位は不慮の事故です。

 

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出所:厚生労働省

 

 

不安をあおるようなデータばかり紹介してしまいすいません。ただ、こうした不幸な事故があることを大人が理解し、子供に注意・教育していくことで、子供を不幸から守ることはできると思います。お風呂に入る時でも、布団に入った時でもいいので、話をして、子供を危険から守ってあげて下さい。