成長株・高配当株どちらがよいか
偉そうなタイトルつけてますが、永遠のテーマですよね。株クラでも真っ向から意見が分かれていると思います。
配当重視でいえば、三菱サラリーマンさんが有名かとおもいます。三菱サラリーマンさんは先日30歳の若さでアーリーリタイアを達成したことで話題になりました。
一方、成長株では、和製バフェットさん有名かと思ってます。ブログも面白いので頻繁に読んでます。
ちなみに、こんちは配当重視でしたが、少し前にPFを大幅に変更し、成長株重視にしました。今回は、そこにいたるまでの悩んだ過程を記事にしたものです。
素人考えなので、あくまで「ほーん。」程度に読んでくださいw
ちなみに酒飲みながら書いてますw
成長株と高配当株
大前提として、「配当=小さな利確」とこんちは考えています。そして、配当には税金がかかってくるので、数字で見るとどう考えても不利です。
いうまでもないですが、10000円から100円の配当を出すと、9900円に落ちて、配当金は米国株だと72円になるわけで、合計9972円です。
しかし、シーゲル博士の「株式投資の未来」によれば、配当株は歴史的に圧倒的なパフォーマンスを出してきたという事実があります。
なぜ高配当銘柄が高いリターンを出すか
配当金というのは、企業と株主の約束で成り立っています。約束なので、株価が下がったからといって配当金を下げることは一般的にはありません。
決まっているので、配当で得られる金額が想定できるというのが、配当のいいところです。
一方株価は明日のことすらわかりません。というか、5分後すらわかりません。
一般論として、株価が下がるということは業績の悪化が背景にあるわけですが、株価が下がっても配当金は下がりません。
というか、役員たちはそう簡単に配当金を下げたりはしません。
というのも、株主目線に立つと「株価は下がるわ、配当金は減らされるわ。この経営陣無能やんけ」と考えるわけです。
一方、役員たちの目線に立つと「株価下がってるなか配当まで減らしたらクビになるから、何とか配当は維持しようず。金はリストラか借金かで何とかしよう」と考えるわけです。
当然です。
クビになったら莫大な役員報酬がなくなるわけですから、意地でもその地位にしがみつきたいと考えます。
その結果、株価は下がっている(業績や景気の悪化)けど、配当金は維持もしくは増配という不思議な状況が成り立ちます。
この株価低迷時に得た配当を再投資し株数を増やすことで、税金によるマイナスをひっくり返すほどの高いパフォーマンスを残してきたわけです。
このあたりは「 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす 」で詳しく書いてます。広告です。ごめんちゃいw
あと、配当株でPFを固めるメリットとしては、株価暴落で資産総額が減少しても配当総額があまり減少しないということでしょうか。
この点は多くの人に賛同してもらえると思いますが、投資をしていると何か目に見える数字が心のよりどころに欲しくなるわけです。
しかも、配当金は約束されたものなので、「未来はわからない」という株の世界では異例の「未来が読める」性質のものです。
三菱サラリーマンさんは資産総額はほぼ無視で、配当総額をKPIにしていましたね。
じゃあ高配当株でいいじゃん
ここまで読むと高配当株がいいように思えるわけですが、高配当株の株価は基本的に大きく上昇しないので、投資金額が少ないとリターンは小さくなります。
そりゃそうですよね、事業に投資する必要がない(成長の見込みがない)から配当金に回すわけで、その結果業績の大きな拡大はありえません。
当然、株価の大幅な上昇もありません。
運用金額が10億円とかあれば高配当でも全然かまわないんですが、こんちみたいに数百万の超弱小投資家だと配当金の再投資なんてカスみたいなもんです。
言ってしまえば、高配当銘柄への投資で財を成しえるのは運用金額が莫大な人、もしくは、莫大になるまで入金投資ができる人、の2者です。
ちなみにこんちはどちらにも該当しません!
手元の600万円程度で戦うしかないわけです・・・。
ネオこんちフォリオ
こんな風に考えたこんちが取った行動は、
「高配当銘柄をぶった切って、成長株にぶっこむ」
です。
とはいえ、名も知らぬIPO銘柄にぶっこむほどの勇気もなければ、先見の明もないので、投資先は無難な結果になってます。
ちなみに、ネオこんちフォリオ(左)とこんちフォリオ(右)はこんな感じ。
T、VZ、RDS.B、NGG、IBM、BTI、SPYD、VYMを思い切ってぶったりったわけです。
え?MO(アルトリア)が残ってるじゃねぇかって?
・・・ふんぎりが付かなかったんだよw
正直、MOがVOOに負けるという絶対的な自信が持てなかったんです。まぁご勘弁を…。
MOは、配当債投資だけにしていこうと思ってます。
…が、気持ちが揺らぐ可能性は高いですw
一方こんな事実も…
高配当株から成長株へ舵を取ったわけですが、広く言われているが、「アクティブファンドはインデックスに劣後する」という事実です。
S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズによると、アクティブファンドがインデックスに勝てる確率は、全期間で10~15%だったということです。
85~90%はインデックスに負けるわけで、つまり成長株だろうが、高配当だろうが、個別銘柄を選んだ時点でアクティブファンドとみなせるので、インデックスに負けるのではないか、という疑念です。
じゃあ、インデックス1本に絞ったほうが…。。。
もはや方向性がわからなくなってきたあなた!
安心してください!
こんちも同じです(ニッコリ
まとめ?
まぁ、しっくりこない記事になったと思いますが、当面はこのPFでやってみます。MSFTもVも業績はよいと判断しているのですが、株価がどうなるかはわからんです。指数に大きく後れを取るようなことになれば、VOO1本に絞ることになるかもしれません。なるようになれですw
きょうの一品
せっかくなので、記事に最後にアフェリを差し込んでやろうというコーナーですw
というより、モチベーションの維持のためです…。
とはいえ、どっかのチョコレートみたいに何でも紹介するのは嫌なので、自分がよいと思う逸品(一品)を紹介したいと思います。
きょうの一品はこちら
よっちゃん食品の「タラタラしてんじゃねーよ」です。
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自分の資産はリセッションでどうなる?検証してみた。
お久しぶりです。
今月に入ってダウが500ドル下がったと思ったら、雇用統計を受けて急に楽観的になったりとボラが激しい状況が続いてます。
そのためなのか、以前に書いたリセッション前後で株価がどうなったか、という記事のアクセスが急に増えてます。↓
VIX指数も急騰してるし(金曜日に急落したけど)、投資家が不安になって色々調べてるってことでしょうか。
昨日は、米朝実務協議が決裂ってニュースも入ってきたし…。VIXショートしてるこんちとしては無風であってほしいものです。
そんなとき、ふと思ったわけです。
ワイの持ち株、リセッションきたらどうなるやろ?
株式100%なので、当然暴落に巻き込まれるわけですが、個別株は高配当銘柄ばっかりなのでS&P500よりは持ちこたえるのかな?と。
検証
ということで検証してみました。
検証には、portfolio visualizerを利用しました。
このサイト便利です。というか面白いです。
こんちはゴリゴリの理学系なので、こういう数値での検証大好きです!
ちなみに、今現在のこんちフォリオはこんな感じ。
いざ!と思ったんですが問題発生。
SPYDは2016年にできたETFなので、2016年以降のデータしか比較できねぇ!
そのまま打ち込むとこんなことになっちゃいます。
(PF1がVOOでPF2がこんちフォリオです)
これじゃあ全然面白くないので、SPYDの割合をVYMに統合!
さらに2010年からしかデータがないVOOをSPYに読み替え!
2006年からのVYMはリーマン前だからもういいや!そのままいこう!
SPYとこんちフォリオの比較結果がこちら!
PF2(赤)がこんちフォリオです。
ちょっと!やだ奥さん///
市場平均超えてるじゃないの!!
正直よゆーでSPYに負けてると思ってたので予想外です。
リーマンショックでの落ち込みもSPYより穏やかです。高配当株が多いからかな?
標準偏差(stdev)も小さいです。
検証2
想定外に結果が良かったので、こんちフォリオの個別株だけを抜き出して、仮想PF3を加えてみました。個別株のウェイトは等配分としています。
その結果がこちら
SPYにも、こんちフォリオにも負けてしまいました。
2017年あたりまでは調子よく伸びているんですが、たぶんタバコ株が落ち込んだ影響をもろに受けているんだと思います。あとIBMとかもよくないかも。
ちなみに近年株価を押し上げてる情報技術セクターのETF(VGT)と比較すると悲しくなります…(/_;)
VGT(PF3)の2016年からの伸びがやべぇ…。
まとめ
市場平均に負けると思っていたので意外でした。
あと、リーマンくらいのが来たら3割くらいは落ち込むってのもわかりました。現在45000ドルくらいの運用額なので、31000ドルくらいまで減ることを覚悟しときます。
正直、こんなゴチャゴチャやるくらいならVOO1本で全然オッケーと思うんですが、株が趣味なのでVOO1本はできません!(笑)
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ChatWorkが公募割れしないと思う理由
お久しぶりです。
仕事が忙しかったり、資格試験があったりでほったらかしていました。しばらく時間が空いちゃうと、記事書くの面倒になって、余計に書かなくなってました。
さて、タイトルの通りChatWorkのIPOに申し込むか辞退するかを考えてみました。
こんちは、大和証券とみずほ証券、合計で2枚当選しました。SBIやマネックスでも申し込んでましたが、そっちは補欠にもなりませんでした。
基本的に当選するやつって公募割れの可能性がある香ばしい奴です。
ChatWorkもソレに該当し、公募割れの心配をしている人もおおいですが、
こんちは公募割れしないとおもってます。
その考えを素人ながらつらつら書いていきます。
1分でわかるChatWork
いまさら感ありますが、ChatWorkについて超ざっくり説明します!
- ビジネスチャットツール”ChatWork”を提供している。
- このツールの知名度はそこそこあり、こんちの周りでも使っている企業も。
- ChatWorkは最近はやりのサブスク(SaaS)。IPOにおいては追い風。
- 赤字続きだったけど、今期ようやく黒字転換。
詳細はこれ↓
ここから、ChatWorkが公募割れしないと考える理由について書いていきます。
理由1:あんまり当選しなかった
超雰囲気ですが、個人的には大事な指標です(笑)
こんちは、家族口座も含めて、主幹事証券はもちろん、SBI証券でも全力申し込みしたのですが、当選したのは2枚だけで、補欠はありませんでした。
補欠がばらまかれてると公募割れという個人的ジンクスには該当していません(笑)
規模は違いますが、去年のソフトバンクの時なんかはほぼ全員が当選していたし、過去を振り返ると公募割れ必至銘柄は補欠で引っ掛かりまくってたので、今回は状況が違ってます。
IPOの状況としては、公募60万株、売り出し790万株と、VCの売り抜け感がめちゃんこありますが、それでも60万株分は新たに資金を調達できます。
こんちはIPOにおいて、公募株があるかないかを一番重要視しています。ソフトバンクは100%売り出しだったので、よゆーでスルーでした。
理由2:Sansanが公募割れしなかった
結構大きな理由は、今年6月にマザーズに上場したSansanです。
Sansanは名刺アプリを提供していて、ChatWorkと同じようにSaaS関連です。
SansanのIPOは、吸収金額350億、時価総額1200億円、公募50万株、売り出し800万株という胃もたれ銘柄でしたが、公募割れしませんでした。Sansanの公募価格は4500円と、ChatWorkの3倍近くですが状況は似ています。
SansanとChatWorkをざっくり比べるとこんな感じです。
売上や利益は、上場前に出されていた最新のものを拾い上げてます。
ChatWorkは今期5600万黒字の計画は出してますが、PERにすると1000倍超えとかになるので数字に意味はないです。
ちなみに、Sansan上場当時、こんちは公募割れすると思ってこんな記事書いてます。
ということはですよ?
こんな記事を書いたChatWorkは公募割れの可能性がでてきますね(笑)
まとめ
なんとか公募割れは避けられるかな?というのが本音です。
こんちも辞退しようか悩んでて、Sansanの例があったから申し込みを決意した、って感じです。
ただ、初値が2000円とかはないと思うので、考えようによってはリスクしかないです。公募割れしない銘柄を運良く引くのがIPOのセオリーですし。
ちなみに、初値が公募割れしてもこんちに文句言わないでね?
投資は自己責任で!(笑)
【カブドットコム証券】ノーリスクで1万円もらえる!
こんにちは。へっぽこ投資家こんちです。
2週間ぶりのブログ更新となりました!参院選があって仕事に追われ、片付いたと思ったら子供が40度の高熱で痙攣、とバタバタの2週間でした。
さて、タイトルにもあるようにノーリスクで最大1万円がもらえるキャンペーンがあったので紹介します。条件はいたって簡単で、
カブドットコム証券に株を移管するだけ。
口座の開設は2週間もあればできるので、カブドットコム証券の口座を持ってない人でも今からでも間に合います。夫婦なら2万円もらえるので豪華な食事に行けますね!
キャンペーンの詳細
正直謎のキャンペーンです。
これやってカブコムにどんなメリットがあるのかよくわかりませんが、最大1万円もらえるのは間違いないです。
◆キャンペーン内容
・条件
①カブドットコム証券のページからキャンペーンに応募すること。
②他社からカブドットコム証券に株式・ETFなどを移管すること。
・プレゼント内容
1単元:1000円
1単元ごと:1000円ずつ加算
10単元以上:上限10,000円
・期間
2019年8月31日まで
一応、電話で聞いてみた
あまりに条件が簡単なので、カブドットコムの広報に電話で確認しました。
Q:キャンペーンが告知されているが、内容は事実か?
A:はい。
Q:最大10単元とあるが、株価、時価総額など一切条件はないのか?
A:株式、ETFなど上場しているものであればなんでも構いません。ただ、弊社が適切でないと判断した場合は、適用しない可能性があります。
Q:”適切でない”とはどのような場合か?
A:いまのところ具体的に決まっているものではありません。あくまで可能性の話です。
Q:もし適切でないものがあった場合、ホームページに追加情報がでてくるか?
A:そのようにする予定です。
”適切でない”というのが気になりますが、基本的になんでもOKということがわかりました。
応募手順
◆カブドットコム側の作業
さきほどの条件にもあるように、まずはカブドットコム証券のページからキャンペーンに応募しなければなりません。
カブドットコム証券にログインし、入庫キャンペーンのページで、「応募する」をクリックします。
カブドットコムでの手続きはこれでオッケーです。
◆他証券会社の作業
次は、ほかの証券会社から株式を移管する手続きです。
こんちはSBI証券でやったので、これを例に紹介します。
SBI証券では、株式の移管手続きは書面で行う必要がありました。
申請用紙はSBI証券のホームページでダウンロードするか、取り寄せ依頼をかけるかがありますが、こんちはダウンロードして印刷しました。
トップページから、 「サービス案内」→「移管(入庫・出庫)」→「国内株式」と進みます。
「お客様ご自身で必要書類を・・・」の選べば記入用紙がダウンロードできますので、あとは必要事項を記入するだけでOKです。
株式の用意
最大10単元なので、10単元持っている人はそれをそのまま移管すればいいわけですが、ない人は用意する必要があります。
1万円もらうために株を買って1万円以上損したら何の意味もないので、何かしらの小細工が必要です。
①両建てする
一番簡単なのはこれです。
あらかじめカブコム側で信用売りしておき、移管後に現渡しすれば評価損益なしでいけます。
銘柄は何でもいいですが、流動性があって、単価も安いみずほ銀行とかがいいと思います。
ただ、カブコムの担当者が言っていた「適切でない」にもし該当するとアウトです。
カブコム側で空売りするのでなく、移管元証券側で両建てしておいて、移管後に両方とも決済する形でもOKです。
こっちだとカブコム側では両建てしていることはわからないので、一番安全かもしれません。
②低位株を選ぶ。
単価が10円とかの株を100株×10口買うのも手です。
建て玉額が1万円ならどうやっても利益出るでしょう。
8918ランドなら7~8円で推移しているので現物で買って、移管後に現物で処分すればOKです。
ちなみにこんちはランドを1000株移管することにしました。
これにて手続きは終了です。
問題がなければそのうちカブコムから1万円がもらえるはずです!
もらったお金はなにに使うか?
当然、株買いますよ(笑)
ダウが最高値更新!セクターのパフォーマンスを調べてみた
ダウが27000ドルを突破し、過去最高値を更新し続けています。
ダウが上がっている背景にあるのはFRBの利下げ期待らしいので、素直に喜んでいいものかは怪しいですが…。
指数が絶好調のなか、各セクターのパフォーマンスはどうなんだろ?と思ったので調べてみました。
セクターローテーションでいえば、いまはグレーと黄色の境にあると思われるのですが、果たして結果は…。
2019年のパフォーマンス
セクター別のパフォーマンスを調べる方法として、バンガード社のセクター別ETFを用いました。
2019年1月1日を100%の起点にしたグラフがこちら。
一目でわかりますが、VGT(情報技術)が他を圧倒しています。
◆上位
VGT(情報技術):131%
VCR(一般消費財):123%
VIS(資本財):122%
◆下位
VDE(エネルギー):109%
VHT(ヘルスケア):109%
VAW(素材):114%
ちなみに、VTI(S&P500)は120%です。
うーん……
セクターローテーション全然あってなくね?(-"-;)
単純な株価なので、配当再投資であれば若干見え方は違ってくるのかもしれませんが、期間が短いので誤差の程度でしょう。
この結果だけみると、VOOじゃなくてVGTが一番良さそうに見えてきます。
調査期間を広げてみよう
わずか半年では短すぎるので、期間を10年に広げておなじようにグラフにしました。
ごちゃごちゃして見づらいですが、数値はこんな感じです。
◆上位
VGT(情報技術):524%
VCR(一般消費財):531%
VTH(ヘルスケア):379%
◆下位
VDE(エネルギー):130%
VOX(通信):190%
VPU(公益):236%
ちなみに、VTIは340%です。
半年だけの場合に比べて、上位2つは一緒でしたが、3位は入れ替わりました。
2019年はヘルスケアが不調だったってことですね。
配当再投資まで考慮すると
10年にもなると配当の影響がでてくると思うので、配当を再投資した場合のパフォーマンスも調べました。調査は"Historical Stock Price.com"で行いました。
ただ、グラフ化まではできなかったので数値だけです。
VCR(一般消費財):597%
VGT(情報技術):578%
VHT(ヘルスケア):443%
VIS(資本財):438%
(VTI:414%)
VFH(金融):361%
VDC(生活必需品):342%
VPU(公益):333%
VAW(素材):304%
VOX(通信):254%
VDE(エネルギー):161%
まとめ
ぶっちゃけよーわからん結果でした…。
ただ、この10年は情報技術・一般消費財セクターはめちゃ強い期間だったことは間違いないですね。
自分の持ち株とにらめっこすると、あまり恩恵が得られなさそうな配分です…。
年内の利下げが確実視されていますが、その結果株価がどうなるかはさっぱりわかりません。
リセッションの引き金になるのか、バブルへの追い風になるのか…。
まぁ、気にせず毎月積み立てていくのみです!
配当再投資が成り立つ魔法の数字を発見した
SBI証券が米国株の最低手数料をゼロ円すると発表したことで、もらった配当で1株だけ買うってのが可能になりました。
こんちはもらった配当は手数料の掛からないNISAでのETFに充てていましたが、これからは個別株をしても手数料負けしなくなったわけです!
とはいったものの、受け取った配当金が1株金額以下だと買えないわけで…。
ということで、何株もってれば自己完結型の再投資が成り立つのか計算してみました。
完全な再投資に必要な株数は
配当再投資の理想は3カ月に1回もらえる配当(税引き後)で1株以上買えることです。そしたら、ちょっとずつでも増えていくのでやった感ありますしねw
ということで、年間4回配当がある銘柄で、
・保有株数をA株
・配当利回りD[%](税引き後利回りは0.72×D[%])
として計算すると、
1回でもらえる配当は”A×0.72×D÷100÷4”です。
これが1より大きければいいので、
A×0.72×D÷100÷4≧1
つまり
A×D≧555
なんかめっちゃわかりやすくないですか!?
555ってぞろ目なのもGoGoGoって感じでいいです。どこかのピエロみたいw
タイトルの魔法の数字とはこのことです!大げさに言ってみましたw
当然、555を満たしていても、株価が上がれば利回りが低下して関係性は崩れるけど、細かいことは置いといて。
あと、英国ADRとか、NISAとかだと手取りが増えるので式の右側は変わってきます。
細かいことなんで省略しました(ゝω・)
こんちフォリオに当てはめる
持ってる株数×現在の配当利回り≧555が成り立てば、保有株数は自然と増加できることがわかりました。
というわけで、こんちフォリオを見てみると…
(つд`)全然クリアしちゃいねぇ…
唯一BTIが可能なくらいで、ほかはさっぱりです。
分かってたことですが、VOO,VTI,JNJ,IBMといった株価が3桁銘柄はキツイっすね。
VOOにいたっては今の10倍以上必要ですか、そうですか…。
こうやって考えると、株価が18ドルで利回りが9%近くもあるARCCをマネックスで買うのが面白そうに思えてくる。
おっと、年内は個別買わない誓いを立ててたんだった…。
まとめ
暇つぶしにやってみた検証だったけど、意外に面白い数字がでてきたので個人的には満足です!
ただ、持ち株全部でこの基準を満たすのはまだまだ先になりそうですが、まずはSPYDだけでも完全な配当債投資ができるくらいにしたいです!
余談ですが、結果だけ見るとSBIの勝利に見えるけど、個人的には初めに均衡を破ったマネックス証券が一番偉いと思ってます。
あとは、横並びの0.45%という料率が下がってきたらいいんですけどね。
配当金再投資に関するありがたいお言葉が書かれているのはこれ。
日経BP
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マネックス証券、手数料をさらに値下げ
先日、楽天証券が米国株の手数料を0.01ドルにしたということで記事にしましたが、今日マネックスが追いかけてきました。
これにて、マネックスと楽天は0.01ドルで横並びになりました。
まぁ、0.1ドルも0.01ドルも証券会社の利益には差はでないでしょうし、いかにキャッチーな言葉で顧客を取り合うか、という感じですかね。
ちなみに、手数料が0.01ドルになるのは、7月22日約定分からです。
最低手数料が0.01ドルなら2.22ドル以上の投資であれば手数料負けしないので、配当債投資がめちゃやりやすくなります。
例えば、配当利回り4%、年4回配当の銘柄であれば、
2.22ドル×4回÷4%=222ドル
つまり、わずか3万円足らずの投資で配当債投資が成り立ちます。
最低5ドルの時だとこの500倍、11万1000ドルの投資がないとダメだったわけですから…。
現状においてはマネックス有利
最低手数料は横並びになりましたが、マネックスは半年間為替手数料が無料になってるのでその分楽天より有利です。
為替手数料は25銭なので、100万円の投資では2300円くらい違ってきます(1ドル108円)たかが2000円、されど2000円!どうせなら安い方がいいです。
マネックス証券は取り扱っている銘柄数が一番多いので、米国株ならマネックスはいいと思います。投資信託メインなら、カード決済ができる楽天証券の方がお得です。
マネックス証券に興味がありましたらこちら
あとはSBIだが…
残るSBI証券からは、今のところリリースはでておらず、最低手数料5ドルのままです。
いつだしてくれるのかな~?
当然、2社を上回る内容で出してきますよね~?
SBI証券は住信SBI銀行からドル転すれば為替手数料が4銭で済むので、最低手数料を0.1ドルにしてくれたら個人的には合格で。
あと、ARCCの取り扱いを始めてくれませんかね?
高配当BCDとして興味あるので、機会があればぜひ組み入れたい銘柄です。
先日書いたのはこれ↓
【速報】楽天証券が米国株式の手数料を0.01ドルへ引き下げ!
楽天証券が米国株式の最低手数料を5ドルから0.01ドルへ大幅に引き下げました!
先日のマネックスの手数料引き下げを受け受け追撃したかたちです。
楽天証券、仕事が早すぎです!
米国株の手数料
先日、マネックスがあたま1つ抜けたと思ったら、楽天が一気にぶっちぎりました。こうやって競争が起きるのは嬉しいですね!
現在の米国株手数料はこんな感じ。
最低手数料が0.01ドルということは、2.2ドル以上の投資であれば手数料負けしません。2.2ドルって、もはや手数料負けという概念はなくなったと思ってよいと思います。
ちなみに、マネックスなら22ドル以上、SBIなら1111ドル以上の投資でないと手数料負けしてしまいます。
悲しいことですが、こんちが使っているのはSBI証券です!
ついでにいうと、楽天証券の口座はもってないです…(つд`)
全てにおいて楽天証券が1番
今回のリリースで自信を持って言えますが、現状では楽天証券が1番です。
◆日本株手数料
→SBIと同等(業界安値)
◆米国株式手数料
→業界最安値
◆IPO
→100%抽選配分
◆優待クロス
→一般信用り可能
◆投資信託
→楽天カード決済で楽天ポイント1%ゲット
もはや、SBI証券にこだわる必要がなくなってきました…。
SBI証券が米国株式の値下げを出さなければ、まじで楽天証券に引っ越しをしようと思います。
ほんと頼むぜ、SBI証券さん・・・
楽天証券で投資信託を買うメリットについて紹介しています。
「はるやま」は生活に役立つお得な優待株
へっぽここんちです。
今週は米国株が絶好調なのでこんちフォリオも含み益が増えてきました!特に個別の回復が強く、BTIもついに含み損を脱出です。あとはアルトリアが何とかなれば…。
この波に便乗してか、マネックス証券が米国株の最低手数料を0.1ドルに下げてきました。料率は0.45%のままなので、22ドル以上の投資であれば手数料負けしなくなりました。
これなら少額の配当金で買い増ししても手数料負けしないので、配当金再投資戦略がやりやすいです。いまから米国株を始めるなら、マネックス証券一択と思います。
こんちはSBI証券で完結しているので株式移管するか悩みますが、SBIが追随してくれることに期待して、しばらくこのままにしておきます。
頼むよ!SBIさん!
はるやまってどんな会社?
さて、タイトルにも書きましたが、優待銘柄の紹介です。
はるやまは岡山県に本社を置く紳士服専門チェーンです。西日本がメインですが、関東にも出店しています。東京都内には、五反田・吉祥寺・葛西駅前・神保町の4店舗があります。
「P.S.FA」、「フォーエル」などの店舗を含めると34店舗と、思ってたより多かったです。
売上は550億円と、業界首位の青山(2500億円)にくらべると小さいですが、それなりに使える店も増えてきてるみたいです。
優待内容は?
若干、ローカル感のある会社ですが、優待内容はお得です。
100株保有すると3月優待でネクタイかワイシャツ(ブラウス)の贈呈券1枚+割引券がもらえます。
ワイシャツは買うと4000~5000円するので、現在の株価(800円)で見れば利回りは5~6%になります。
4人家族で1人100株ずつ保有すれば、毎年ワイシャツが4枚もらえるので、ほぼパパのシャツは購入しなくてすみます!
おっさんの脂汗で黄ばんだり、素敵な香りがするシャツを年に1回ごっそり交換できますね(笑)
はるやまの株価
しかし、株価は微妙です。
2018年には1000円を超えていましたが、そこからずるずると低下し、いまは800円です。
ちなみに指標はこんな感じ。
配当金:15.5円(1.9%)
EPS:61.3
PER:13.1
PBR:0.36
売上、利益は横ばいという印象です。
配当金も毎年15.5円なので、儲かれば株主に還元というより、配当分を予算化して経営というイメージですかね?
2019年期に売り上げが落ちたのは2018年7月に起きた西日本豪雨の影響、利益がマイナスに落ち込んだのは、子会社2社の事業譲渡に伴う特別損失の影響みたいです。
まとめ
前回記事にしたヤマダ電機同様、値上がり益が期待できる銘柄ではないですが、優待を使ったトータルではまぁありかな?という感じです。優待で支出を抑えて、浮いたお金を投資に充てればいいですしね!
株主優待はなぜか配当金をもらうより満足度が高いので、こんち的にはオススメです(笑)
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こんなのも書いてます
ヤマダ電機、低迷する株価は優待でカバーできるか!?
どうも、へっぽこ投資家こんちです。
タイトルの通り、ヤマダ電機から3月期の株主優待が届きました!
ヤマダ電機の現在の株価は490円で、500円の優待券を3月に2枚、9月に4枚、年間3000円分くれます。長期保有制度もあるので、2年以上保有していると、最大年間11枚5500円分もらえます。
年率10%超える優待ですよ?これだけ見ると、めっちゃお得に見えて買いたくなるじゃないですか?こんちもその口で、家族名義も含めて400株保有しています。
優待くれても株価が酷い
そんな素敵なヤマダ電機ですが、株価の下がり方も素敵です♪
2018年1月に700円を付けたものの、そこから株価下落が止まりません!
業績良くないからね。
このペースで300円まで下げられるとキツイっす。
トータルリターン!
とはいえ、優待が年に5500円、利回りで10%も付くならトータルではプラスっしょ!と思ったので、計算してみましたよ。
まず、こんちの現状がこちら
かれこれ、3年くらい保有していたみたいです。ちなみに、家族名義も同じ時期に購入したので似たようなもんです。
ということで、2016年3月期から2019年3月期までの配当と、もらった優待をまとめました。
優待券はヤ○オクとかで額面の8掛けくらいで売れるので…。
500円×33枚×0.8=13200円!!
ということで、トータルでは・・・
含み損=▲11000円
配当金=5100円
優待券=13200円
合計=+7200円!!
実際は配当金に税金がかかってるのでもうちょい少ないケド…。
年率換算すると…
計算によって、3年で7200円くらいプラスということが判明したわけですが、年利に換算すると残念な結果に…。
投資資金は6万円なので、7200円=12%です。
3年かけてこれなので、年率換算で4%
・・・(ノ∀`)アチャー
これだったら、インデックス投信買ってた方がましですね…。優待券売るの手間だし。
まとめ
ヤマダ電機!イクナイ!ヽ(`Д´)ノ
とはいえ、愛着も出てきたので優待が続く限り保有しときます。年率10%の優待券はまぁまぁ魅力ですしね。
到底値上がりが期待できる銘柄ではないですが、こんなやり方もありますよ、というご紹介でした。
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