配当再投資が成り立つ魔法の数字を発見した
SBI証券が米国株の最低手数料をゼロ円すると発表したことで、もらった配当で1株だけ買うってのが可能になりました。
こんちはもらった配当は手数料の掛からないNISAでのETFに充てていましたが、これからは個別株をしても手数料負けしなくなったわけです!
とはいったものの、受け取った配当金が1株金額以下だと買えないわけで…。
ということで、何株もってれば自己完結型の再投資が成り立つのか計算してみました。
完全な再投資に必要な株数は
配当再投資の理想は3カ月に1回もらえる配当(税引き後)で1株以上買えることです。そしたら、ちょっとずつでも増えていくのでやった感ありますしねw
ということで、年間4回配当がある銘柄で、
・保有株数をA株
・配当利回りD[%](税引き後利回りは0.72×D[%])
として計算すると、
1回でもらえる配当は”A×0.72×D÷100÷4”です。
これが1より大きければいいので、
A×0.72×D÷100÷4≧1
つまり
A×D≧555
なんかめっちゃわかりやすくないですか!?
555ってぞろ目なのもGoGoGoって感じでいいです。どこかのピエロみたいw
タイトルの魔法の数字とはこのことです!大げさに言ってみましたw
当然、555を満たしていても、株価が上がれば利回りが低下して関係性は崩れるけど、細かいことは置いといて。
あと、英国ADRとか、NISAとかだと手取りが増えるので式の右側は変わってきます。
細かいことなんで省略しました(ゝω・)
こんちフォリオに当てはめる
持ってる株数×現在の配当利回り≧555が成り立てば、保有株数は自然と増加できることがわかりました。
というわけで、こんちフォリオを見てみると…
(つд`)全然クリアしちゃいねぇ…
唯一BTIが可能なくらいで、ほかはさっぱりです。
分かってたことですが、VOO,VTI,JNJ,IBMといった株価が3桁銘柄はキツイっすね。
VOOにいたっては今の10倍以上必要ですか、そうですか…。
こうやって考えると、株価が18ドルで利回りが9%近くもあるARCCをマネックスで買うのが面白そうに思えてくる。
おっと、年内は個別買わない誓いを立ててたんだった…。
まとめ
暇つぶしにやってみた検証だったけど、意外に面白い数字がでてきたので個人的には満足です!
ただ、持ち株全部でこの基準を満たすのはまだまだ先になりそうですが、まずはSPYDだけでも完全な配当債投資ができるくらいにしたいです!
余談ですが、結果だけ見るとSBIの勝利に見えるけど、個人的には初めに均衡を破ったマネックス証券が一番偉いと思ってます。
あとは、横並びの0.45%という料率が下がってきたらいいんですけどね。
配当金再投資に関するありがたいお言葉が書かれているのはこれ。
日経BP
売り上げランキング: 2,032