【IPO】Sansanは購入か、辞退か。俺なら辞退。
へっぽこ投資家こんちです。
最近、仕事が急に忙しくなってきて体力的にしんどいです。年のせいか、入社したころなら平気でできてた残業もそうとうきつく感じます。40代になったらもっと体力落ちるだろうし、先が思いやられます…。
さて、7日にIPOのSansanの抽選結果が発表されました。こんちはSBI証券のみ申し込みを行い、予定通り落選でした。ポイント目的だったんでこれでオッケーです。
公募割れの可能性が高い銘柄ですが、友人から「当選したけど、どうおもう?」という相談があったので、「辞退一択」と答えました。
ということで、辞退する理由を書いていきます。
Sansan
Sansanは名刺管理アプリ”eight”の会社といえばサラリーマンならわかるのではないでしょうか。管理に困る名刺をスマホのカメラで撮影するだけでファイリングできるという便利なアプリです。
こんちも使っていましたが、いまは"Wantedly People"というアプリに鞍替えしました。こちらの方がスピードが速いのと、UIが気に入っているからです。
話がそれましたが、Sansanの公募内容です。
公募価格 4500円
PER ー
PBR 25倍
公募 50万株
売出 813万株
吸収金額 380億円
時価総額 1300億円
上場市場 マザーズ
市場予想 公募割れ
どうみても初値が高騰することはないですよねぇ。売上構造としては、アプリの月額使用料が主軸になっているので、ストック型ビジネスという面では人気かもしれません。
◆時価総額でかすぎ
IPOにおいて1番の高騰材料は時価総額が小さいことです。特に、市場からの吸収が少ないと強いです。それだけもらえた人が少ないということですからね。
その点においてSansanは時価総額1300億、吸収380億とバカでかいので、超絶マイナス材料です。1部ならこの規模でもいいんですが、マザーズですからね…。
◆売り出し比率高すぎ
当選株数860万株のうち、公募はたった50万株しかありません。ということは、Sansanが新たに調達できる金額は4500円×50万株=22.5億円、これだけです。
売出比率が大きいとマイナス材料です。ソフトバンクは100%売り出しでしたが、結果は公募割れでした。
◆普通に業績よくない
業績をみると、売上はでているものの、利益はさっぱりです。BPSが直滑降しているだけど、これ会社としてええの?と心配になってきます。
まとめ
こんちとしては、「(´・ω・`)やめとけ」です。
公募価格を超える可能性も残っていますが、5000円で寄るより、4000円で寄る可能性の方が高いんじゃない?という印象です。
IPOなんて初値高騰が約束されてる銘柄を買うのがうま味なので、微妙な銘柄で無理するなら、普通に新興小型を買うのと変わらないと思います。