泉佐野市にふるさと納税しました。今月末まで300億キャンペーン中

どうも、へっぽここんちです。

色々と話題に出てくる泉佐野市にふるさと納税しました。とりあえず、肉3つとローションテッシュで、総額5万くらいです。泉佐野市は今月末を期限とした300億円限定キャンペーンを行っていて、返礼率も50%を超えているので、利用者としてはめちゃめちゃお得な状況になっています。

 

 ふるさと納税と泉佐野市

ふるさと納税は、実質負担分2000円で色々な返礼品がもらえてしまう魔法の制度です。各自治体は寄付を集めようと、返礼品を充実させることに躍起になり、寄付金に対する返礼品の金額が高騰しはじめました。これを問題視した総務省は、返礼率を30%以下とする規制を導入しました。総務省の規制については、「なぜ返礼率が30%なのか」、「地場産品の基準は何なのか」といった反発が出ています。

 

この規制に真向から反発した自治体が泉佐野市です。泉佐野市は、規制により制度の魅力が損なわれると主張し、50%という高い返礼率に加え、Amazonギフト券をつけるという荒業で対抗しました。その結果、総務省から地方交付税を大幅に減額され、さらには、6月からふるさと納税の対象外とされてしまう事態にまでなりました。(※総務省の主張は、地方交付税の減額は、十分な歳入があったためで、ペナルティ的な意味合いではないということです)

 

それでもめげない泉佐野!

しかし、泉佐野市はくじけません!これに反発する形で、今月末までの300億円キャンペーンを発表。返礼率も最大60%とパワーアップさせ、最後のかき集めを発表しました。利用者としては、これに乗らない手はありません!

 

ちなみに泉佐野のキャンペーンは3つから選ぶ形になっていて、それぞれ、泉佐野市が主張する「制度の問題を体感してみて!」という内容になっています。どれを選んでも合計返礼率は50%を超えています。

 

A:「地場産品問題」体感コース

  返礼率30%+Amazonギフト券20%

 

B:「経費50%問題」体感コース

  返礼率20%+Amazonギフト券30%

 

C:「ポータルサイト手数料問題」体感コース

  返礼率50%+Amazonギフト券10%

 

泉佐野市の特設サイトはこちら

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お楽しみの返礼品

もはや2000円の負担すら必要ない

返戻率の高さもですが、Amazonギフト券を配るというトンデモ内容なので、2000円の負担金すらなくなり、利益が出る内容です。

 

例えば、キャンペーンBで3万円寄付すると、9000円のAmazonギフト券がもらえるので、これをヤフオクで売ってしまえば6000~7000円の利益になります。事実、ヤフオクを見るとAmazonギフト券が多数出品されています。

 

まとめ

泉佐野市と総務省の結果はほっといて、利用者としてはこのビックウェーブに乗らない手はないです。今年1年の寄付金限度額を全部泉佐野に突っ込むのが一番お得だと思います。

 

最後に言いたいのですが、こんちは泉佐野市の姿勢には大反対です。(じゃあ寄付すんなよwww)確かにふるさと納税には色んな問題が残っていますが、これは話し合いによって解決していくべきです。まして、自治体がルールを無視し、守銭奴のように寄付金をかき集めるのはいかがなものか…。じゃあ、民間が泉佐野市の支持を無視してもいいんですかね、と思います。

 

泉佐野に寄付して返礼品をもらっている立場で文句をいっても説得力ないですが、もう少し規範となる振る舞いをしてほしいものです。