令和初IPOバルテス。使用IPOポイントを計算したよ。

へっぽこです。どうも。

元号が令和にかわり初のIPOバルテスが来週からBBスタートです。当選枚数が12000枚と多いことに加え、主幹事はSBI証券ということで、注目している個人投資家も多いのではないでしょうか。

 

SBI証券は、通常の抽選のほか、IPOポイントという独特の抽選方式で有名です。今回のバルテスにIPOポイントを突っ込むなら何ポイントまでかを検証したので紹介します。

 

バルテスについて

細かい企業分析はほかにお任せで、概要はこんな感じです。

◆事業内容

ソフトウェアのテスト、セキュリティ診断サービスなどを行う

 

◆吸収金額、時価総額など

吸収金額6.5億、想定時価総額39億、上場市場はマザーズ。

 

◆売上利益

正直パッとしないです。成長銘柄とはいえないかな。

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◆仮条件と初値予想

仮条件は600円~660円なので、上限の660円で決まるでしょう。

これに対し初値予想は1500円程度といったところになっています。

 

パッとしない印象ですが、小型であることと、令和初物件であること、単元が安いことから、初値は普通に上げるでしょうね。マイナスはまずないと思っています。

 

IPOポイントを使うべきか

IPOポイントは1ポイント1000円~1500円の価値があるといわれています。最近はバラマキによって価値が下がってきていますが、1000円以上はあるとみていいと思います。

 

IPOポイントでの当選の場合、SBI証券は複数セット当選があります。何枚セットなのかは、SBI証券に割り当てられた枚数によって変わるので一概にいえませんが、今回は8000枚以上の割り当てがあるので、3枚セットが濃厚です。

 

ここから仮定の上で計算します。

 1.公募は660円で、初値は1500円

 2.3枚セットでの当選。

この場合、初値売りの利益は25.2万円です。

 

この条件のうえで、「1ポイントをいくらなら売ってもよいか」という見方で使用ポイントを計算すると、こうなります。

 

ポイント単価 使用ポイント
1,000 252
1,100 229
1,200 210
1,300 194
1,400 180
1,500 168


どうでしょうか?現実的なところで、200ポイントくらいまでなら使ってもいいかな?という感じがします。市場の雰囲気も微妙、銘柄の話題性も微妙ですが、たまにしかないSBI主幹事なので使ってみるのもアリかもしれません。