週明けは暴落スタートか。対中関税第4弾発動へ。
どうもへっぽこ投資家のこんちです。
今週は、米国の対中関税10%→25%への引き上げにより株価が急落した一週間でした。10日金曜日のNYも下落かと思いきや、米国が協議を継続する姿勢を見せたことでダウは反発し、なんとなくいい感じに締めくくった感がありました。
これまでの関税引き上げは3回で、合計2500億ドル。とりあえず市場はこの結果を織り込んだという感じでしたが、トランプがさっそくやってくれました。
ライトハイザーUSTR代表
「大統領が、残り全ての中国からの輸入品3000億ドルにも関税引き上げるよう命令した」
はえーよwww
これで、市場は第4弾課税を織り込んでいないと思うので、来週は暴落からのスタートになりそうです。
第4弾課税を織り込んでいない理由
1つは、10日金曜日にダウがプラスで終わったことです。金曜日も下げで始まったのですが、中国との協議を継続すると報道されたとたん、安心による買いが入り、引けは100ドル以上のプラスになりました。出てきた情報は「協議継続」だけで、課税第4弾がなくなったわけではないのに、プラスで終わってしまったのです。
2つ目はVIXの急落です。VIXは一時20あたりまで急騰していましたが、協議継続の報道で16程度まで急落しました。VIX指数が下げたということは、オプション価格が下がったということなので、市場は先行きの不安が払しょくされたと受け止めたということになります。
来週の戦略
金曜日のVIX急落でショートのタイミングを失ったと思いましたが、週明けはVIXも急騰すると思うので、引き続きショートのタイミングを狙っていきます。
VIXは相場があれた時に急騰し、時間の経過とともに落ちていく性質のため、ショートであればタイミングと、レバレッジさえ間違わなければ、ほぼ間違いなく利益が出せる戦略です。ただ、ショートで入るということは損失無限大の可能性があるということです。そのためレバをかけた無茶ポジは即死するので、絶対にやめた方がいいです。
記憶に新しいのは、2018年2月のVIXショックで、VIX指数が一夜にして100%以上上昇しました。CFDでショートしている人も致命傷だったと思いますが、『VIXベアETN』をロングしていた人は早期償還という無慈悲な対応で圧倒的即死でした。何を隠そう、こんちも被弾しました!でも、懲りずにVIXをショートしますw
まとめ
金曜日がプラスで終わって一安心もつかの間、トランプの無慈悲な決断により週明けはきつい展開になりそうです。先物ロングしている人からみたら、天国から地獄ですよね…。
まぁ、せっかくの暴落なので、毎月の米国株購入が安く買えると考えつつ、VIXショートで小銭を稼げれば、といった気持ちでいきたいと思います