IBMとJNJから配当を受け取りました。不労所得の小さな一歩。
IBMとJNJから配当を受け取りました。
◆IBM:1.57ドル×20株=31.4ドル(税引き後22.61ドル)
◆JNJ:0.9ドル×10株=9ドル(税引き後6.48ドル)
IBM
IBMの配当推移です。リーマンショック時も減配せず、10年で3.26倍になりました。連続増配銘柄と言われるだけはあるな、といった印象です。近年は、事業改革を進めたことで売り上げは減少傾向で、それに伴い株価も下落の一途をたどっていました。しかし、前回の決算が好調だったことを受け、株価は反発しています。
シーゲル博士のまとめた「株式投資の未来」では、IBMは成長の罠にはまった割高銘柄とありましたが、現在のPERは15倍程度で割高感はないかな、と思っています。ちなみに、投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏は、去年までにIBMに見切りをつけて全株を売却しています。
JNJ
こちらも連続増配銘柄で有名なジョンソン・エンド・ジョンソンです。この10年間で配当額は約2倍になっています。現在の配当利回りは2.5%程度と、私の持っているほかの個別株に比べると低いですが、安定したキャッシュフローがあり、将来も増配が期待できることからとりあえずホールドしています。
JNJは去年、ベビーパウダーに発がん性物質が含まれていることを知りながら、その危険性を知らせずなかったと報道され、株価が10%以上急落する場面がありました。まだ報道前の株価には至っていませんが、順調に値を戻しています。
当時書いた記事です。
雑感
私は、ETFでの資産形成を基本としていますが、高配当の個別銘柄をポートフォリオの50%を限度として取り入れることにしています。これは、下落時に配当を再投資することを狙っているためです。
とはいえ、今回受け取った配当金は、日本円にして4000円にも満たない額です。個別銘柄の購入は、1回の購入額が1111ドル以上でないと手数料負けしてしまうので、配当で個別銘柄を買うのはまだまだ先になりそうです。当面は、配当はNISAでETFを購入、定期買い付けでたまに個別を組み入れる、といったルーチンになりそうです。
少しずつですが、将来に向けて投資を継続します。