【暴落必至】現状の株価を客観視してみたら、まだ下げそう。
へっぽこ投資家のこんちです。
5月は散々な結果でしたが、月が替わってもこの雰囲気はしばらく続きそうです。とりあえず、先物は下げてるし、ドル円は108.3円と一気に円高だし、下げスタートの想定で構えておきます
指標をみるとどん底にはほど遠い
いろいろな報道を材料に株価は下げに転じていて、そろそろ反転するかもという思いもあったりしたので、いまの状況を客観的にみるために指標をまとめてみました。
◆VIX指数
投資家心理を表すといわれる”VIX指数”は現在18程度です。去年の12月末は30近くまで上昇していました。下はVIX先物のグラフです。緑の線がVIX現物で、18.71なので、先物は全て現物より安いです。
6月物から1月物まで表示されていますが、価格はヨコヨコになっています。通常、VIXは将来モノの方が高いので、グラフは右肩上がりになりますが、暴落でみんなが恐怖のどん底にいるときは、右肩下がりになります。右肩上がりをコンタンゴ、右肩上がりをバックワーテーションというそうです。
VIXから読み取れる状況としては、まだまだ買い時ではない、ということです。
◆Fear & Greed Index
市場の過熱感を示すといわれる”Fear & Greed Index”は現在24です。中立よりは下ですが、去年12月は一桁が続いていたので、それと比べると高いです。
この指数がどこまで信頼できるかはわかりませんが、こんちはスマホのウェブ立ち上げ画面にしています。
◆騰落レシオ
国内指標では、日経騰落レシオをみてみます。現在は77.92で、低い水準にはあるものの、売られ過ぎとされる70以下まではもう少しというとこです。去年の12月は70を割っていたみたいですね。
抱えている悪材料
政治的悪材料が次から次へとでています。
・メキシコへ5%の関税。
不法移民が解決しないと、段階的に25%まで引き上げ。
・メイ首相辞任(6月7日)
・中国がアメリカへのレアアース輸出制限を検討
・何気に10年モノと3カ月モノでは逆イールド発生中。
まぁ、悪材料がなくなることを待ってたらいつまでも買えないんですが…。悪材料に加え、108円前半という円高が自動車株を直撃するので、日経市場にはきつい展開が続きそうです。