アルトリア(MO)が暴落。ジュールの電子タバコ販売に暗雲か。
タバコ大手、アルトリア(MO)の株価下落が止まりません。昨日のNY市場では、4.5%も暴落し、この3カ月の下げ幅は15%を超えてきました。
アルトリアはこんちの主力銘柄のため、ポートフォリオに与える影響は大きいです。MOとおなじようにBTIも下げており、この2つだけで670ドルほどの損失です。
こうしてみると、ETFの安定さが際立っています。VOO+VYMでよかったんじゃないかという考えがよぎります…。あと、なんだかんだいってJNJは強いんだなぁと。裁判報道のたびに暴落してますが、結局戻すみたい。
アルトリア暴落の原因
さて、アルトリアが4.5%も暴落した理由ですが、たぶんこのCNBCの記事かなぁと。
電子タバコの販売に関しては、今月12日にFDA(米食品医薬品局)が、メーカーに対して販売継続申請の提出期限を10カ月以内と提案していました。記事では、この10カ月という期間では、「承認を取るのが難しいのでは」という見解が紹介されています。
電子タバコは、たばこ離れが進む若者を取り込むためには必須です。さらに、紙巻たばこより粗利が大きいので、利益面でも重要です。アルトリアも電子タバコに力をいれるために、電子タバコ大手ジュールに出資し、株式を35%を握っています。
このまま電子タバコ販売禁止!となってくると暴落は必至です。アメリカ市場を捨て、アジア圏で稼ぐしかありません…。
アルトリアの指標
とまぁ、背景は悲惨なアルトリアですが、バリュエーションは魅力的です。
株価:48$
PER:14.58
EPS:3.29$
DPS:3.2$
利回り:6.7%
アルトリアを購入したタイミングを振り返ってみました。矢印のところで購入しています。現在は48ドルなので、4か所すべてで損失です…。
これまでにアルトリアからもらった配当金は、合計66ドルなので、含み損と合わせても全然プラスになりません…。
来月配当もらえるけど!
たぶん焼け石に水ですw
今後の方針
株価が下がったからと言って損切するつもりはないです。アルトリアの保有目的は配当なので、減配が発表されたら損切りするかもしれませんが…。
かといって、ここで買い増しを進めるのも厳しいのでしばらくは放置すると思います。1月の安値である42ドルあたりまで下げてきたら買ってしまうかもしれませんが…。
まぁ、気分で買っているので適当ですね!