バークシャーが2.8兆円の赤字に

バークシャー・ハサウェイが第4四半期で約2兆8000億円の赤字になったと、各紙が報じました。損失の原因は保有株の下落によるものです。アップルの暴落に続き、先日はクラフト・ハインツが予想を下回る決算+減配+不正会計で大暴落しました。

 

 

バークシャーといえば、投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社で、50年以上にわたり、年間約19%というとてつもないリターンを出してきました。そんなバフェット氏でも投資先を見誤ることがあるということです。まして、私たち個人投資家が個別銘柄を分析し、市場平均を上回るリターンを出せると考えるほうが間違っているのでしょう。もっとも、今回のバークシャーの損失はこれまでのリターンから見れば微々たるものですが…。

 

投資の世界では、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないというのは有名な話です。つまり、素人が裁量で銘柄を選定してポートフォリオを組むくらいなら、インデックスファンドを買い、得た配当を再投資し続けることが、最も再現性があり、高いリターンを得る方法ということです。